参加レースについて

ロードレース

学連ロードレース

JICF日本学生自転車競技連盟が主催するレース。神戸大学自転車競技部も2014年より加盟し、この学連ロードレースをメインレースとしている。現在、機材や練習環境の違いからトラック競技には参加しておらず、ロードレースのみの参加となっている。

実績順に3つのクラスに分けられており、原則として最初はクラス3である。クラス3のレースで上位5%以内、クラス2のレースで1位となると昇格。クラス2以上になるとJICFの全国大会への出場権が得られる。
※詳細はJICFのHP

参加する学連レースは下記の3つ。

  • ロードレースカップシリーズ(RCS):年間約15戦
  • 全日本学生選手権個人ロードレース(個人ロード):全国大会、5月頃
  • 全日本大学対抗選手権大会個人ロードレース(インカレロード):全国大会、9月頃

ロードレースカップシリーズ(RCS)でクラス2以上への昇格&全国大会出場権獲得を目指す。年15戦ほど開催されるが、実際に出場するレースは選手が選び、年3~8戦ほど。全国大会のコースはプロツアーと同レベルの距離約180 km、獲得標高3000 m以上にもなる。

JICF登録選手の上位層は中学・高校から自転車競技に取り組んできた実力者ばかりであり、全国大会は完走することすら難しい。例えば、2017年度のJICF登録者数(男子)698名のうち、インカレ出場者は176名で登録者全体の約25%であり、完走者は44名でわずか6.3%。また同年の個人ロードレース(出場157名)での完走者は74名であり、登録者全体のわずか10%だった。

神戸大学自転車競技部は2016年から毎年全国大会での完走者を輩出しており、最高成績は
2016年 インカレ18位
2017年 インカレ34位
2018年 個人ロード12位
2019年 インカレ17位
である。
また、2019年インカレでは初めて2名が完走(2名出場)し、2020年は3名の選手が既に全国大会出場資格を有している。

市民レース

一般の人も参加できるレース。レベル別にクラス分けされており、自己申告制でレベルを選べるため、自転車競技初心者から実業団トップレベルの選手まで参加。

レースの形式も様々で、一般的なロードレース形式の他、クリテリウム、エンデューロ、ヒルクライムがある。以下に参加経験のあるレースをいくつか挙げる。

  • KINAN AACAカップ
  • 堺浜クリテリウム
  • エンデューロード in はりちゅう
  • シマノ鈴鹿ロードレース
  • ちくさ高原ヒルクライム など
全日本自転車競技選手権大会ロードレース

その名の通り、プロまで含めた国内最高峰のレース。
神戸大学自転車競技部からはME(男子エリート)に1名、MU(男子アンダー23)に2名が出場経験あり。
JICFの全国大会で好成績を収めるか、下記に例を示す市民レースで上位入賞すると出場資格を得られる。

  • 西日本チャレンジサイクルロードレース
  • 九州チャレンジサイクルロードレース
  • チャレンジサイクルロードレース

シクロクロスレース

シクロクロスとは?
日本シクロクロス競技主催者協会HP

JICFのシクロクロスレースは無く、全て市民レースである。
4つのクラスに分けられており、上位入賞すると昇格。秋から冬にかけて全国各地で多数レースが開催されている。
ロードバイクとは別のシクロクロス専用のバイクが必要。希望する部員のみが参戦している。

下記のように地域ごとに区切られているが、どの地域のレースに出場してもよい。昇格を目指してあえて遠征することもある。基本的には近場の関西シクロクロスに参戦することが多い。

  • 関西シクロクロス
  • 東海シクロクロス
  • 讃岐シクロクロス など